意外に簡単?hoverをしたときに左から右にぬるっと出てくる下線を作る方法

グローバルナビにカーソルを合わせたときに、左から右にぬるっと下線が出てくるUIを最近見かけることが多かったので、自分でも作ってみました。作ってみたら意外と簡単にできたので忘れないようにメモ書きです。

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htmlは以下のように作りました。

html

<ul class="hover_nav">
    <li><a href="#">メニュー1</a></li>
    <li><a href="#">メニュー2</a></li>
    <li><a href="#">メニュー3</a></li>
    <li><a href="#">メニュー4</a></li>
</ul>

/*classは任意*/

ナビゲーションに用いられことが多いと思うので、ここでは横並びのナビゲーションを想定してシンプルな形にしています。
(横並びにするためのcssは省略します。)

ナビゲーションの下線に用いるパターン

サンプルページを表示

ナビゲーションにカーソルを合わせたときに、ナビゲーションの下に線が左から右に流れるように表示させます。
やることは、親要素に:beforeを用いて下線表示する準備をしておきます。
そして、親要素が:hoverになったときに下線を表示させるようにしてやればOKです。

css

.hover_nav a {
    position: relative;
    display: inline-block;
    font-size: 2.0rem;
    font-weight: bold;
    color: #333;
}
.hover_nav a:before {
    content: "";
    position: absolute;
    display: block;
    background-color: #191919;
    width: 0;
    height: 3px;
    bottom: -2px;
    left: 0;
    -webkit-transition: .4s ease 0s;
    transition: .4s ease 0s;
}
.hover_nav a:hover {
    text-decoration: none;
}
.hover_nav a:hover:before {
    width: 100%;
}

ポイントは、:beforeで作った下線を表示させる部分の横幅(width)を0に設定しておき、:hoverになったときに横幅を100%にしてあげるところです。
あとはtransitionをかけておけば、ぬるっと表示されます。

枠付きのボタンの背景に用いるパターン

サンプルページを表示

応用した形が、下線ではなく背景に用いるパターン。
ボタンにカーソルを合わせたときに、ボタンの背景を左から右に流れるように表示させます。

やることは先ほどと同じく、親要素に:beforeを用いて背景を表示する準備をしておきます。
そして、親要素が:hoverになったときに背景を表示させるようにしてやればOKです。

html
上記と同じものを使います。
css

.hover_nav a {
    position: relative;
    display: inline-block;
    border: solid 1px #191919;
    background-color: #f2f2f2;
    width: 180px;
    height: 60px;
    line-height: 60px;
    font-weight: bold;
    color: #333;
    text-align: center;
    z-index: 10;
}
.hover_nav a:before {
    content: "";
    position: absolute;
    display: block;
    background-color: #191919;
    width: 0;
    top: 0;
    bottom: 0;
    -webkit-transition: .4s ease 0s;
    transition: .4s ease 0s;
    z-index: -1;
}
.hover_nav a:hover {
    color: #fff;
    text-decoration: none;
}
.hover_nav a:hover:before {
    width: 100%;
}

ソースを見てもらうとすぐにわかりますが、1.と大きく異なる部分があります。

親要素(a)と疑似要素(:before)のところにz-indexが入っています。
z-indexで親要素のほうを前面にもってこないと、表示が疑似要素に負けてしまい見えなくなってしまいます。

その他は、ナビゲーションの下線に用いるパターンとだいたい同じです。

ナビゲーションで下線を出すだけでは物足りないときに、アクセントをつけて一工夫してみてはどうでしょう。
その際は、transitionをかけて、ぬるっと表示させることを忘れずに。

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